【開催報告】第3回YILオンライン講座 #5 知的環境創発センター, #6 コンピュータビジョン研究ユニット
矢上イノベーションラボラトリー(YIL(イール)所在地:神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1/ディレクター:多田宗弘)は、慶應理工の研究ユニットによる研究のご紹介や、新たな科学・技術の解説をオムニバス形式でご紹介することを目的とする、YILオンライン講座を開催しました。
第3回は、知的環境創発センター大槻知明教授およびコンピュータビジョン研究ユニット五十川麻理子准教授をゲストに招き、2026年1月15日(木)16時から、オンラインにて開催しました。

本イベントは、産学連携をお考えの企業のみなさまへ、慶應理工の研究領域の概要に対する理解を深め、研究者と民間企業との双方向コミュニケーションを円滑に進めるための基礎的な情報提供を目的としてYILが主催し、研究者の協力を得て実施しました。当日の発表内容を、後日、資料、動画で紹介する予定です。(公開先は、YIL産学連携アライアンス会員に限ります)
5#知的環境創発センターを大槻知明教授が紹介しました。
知的環境創発センターは、人をサポートする環境の実現をめざしています。センシング、通信、データ解析、制御及びアクチベーション等の要素技術、およびBeyond 5G/6Gの利用シナリオで重要となるデバイス間通信、AIの活用、音声・テキスト・生体信号を用いた精神疾患・メンタルヘルス解析や、無線・レーダ・Wi-Fi 等の活用など、医療・ヘルスケア分野から産業応用までを視野に入れています。
通信技術をセンシングにも活用し、センシングした情報を集め、認識推論、知識を抽出し、環境に対してどういった働きかけをしてよいかという観点で、海外研究者との国際共同研究を進め、科学技術振興機構(JST) ASPIREとも連携し、国際研究コミュニティ形成と若手育成をめざします。
6#コンピュータビジョン研究ユニットを五十川麻理子准教授が紹介しました。
コンピュータビジョン研究ユニットでは、コンピュータビジョンを活用した環境や人物の状態推定や復元技術に関する研究を行っています。カメラやセンサーで観測される情報に基づいてコンピュータが外界の状態を認識理解する技術は、ロボティクス、自動運転、スポーツ、医療分野へ応用されています。一般的なカメラを用いた人物状態指定(姿勢、形状、手指の形状推定)、多視点カメラ画像から三次元再構成や人の姿勢推定、といった効果的な技術とともに、問題(悪照明環境や遮蔽環境)への対応技術として、他のセンサーやモダリティ(イベントベースドカメラ、無線信号(ミリ波)、音響信号など) の活用についても研究開発しています。