2024年12月17日矢上キャンパスにて、2025年春にオープンする「YIL」の建築現場見学会を開催しました。
今回の見学会は、完成後には見ることのできない建築現場を体験し、YILの設計コンセプトを知る貴重な機会となりました。案内してくれたのは設計・施工を担当している（株）安藤・間の皆さん。理工学部の学生や教員など約10名が参加しました。

まずは現場事務所にて山村所長から施工の手順や計画について説明を受けました。
その後3DモデルでYIL完成後の内部空間を仮想的に体験し、設計の特徴や空間の使い方について具体的なイメージを掴みました。

安全のため全員がヘルメットを着用した後、工事中の建築現場へと向かいます。
現36棟との接続部分やエレベーターの設置予定場所など、完成後は見ることのできない施工の様子を間近で見学しました。また1階の談話エリア「PICNIC」や大型ディスプレイが設けられる2階部分など完成後の姿を想像し、期待に胸が膨らみました。

見学の最後には、全員で2階の壁面にサインを書き込みました。この下地の壁はYIL完成後に見えなくなりますが、解体で再び現れる日を想像しつつ思い思いのメッセージを残しました。

編集手記

建築に興味がある僕にとって、今回の見学会は心待ちにしていたイベントでした。YILの未来を考え、建物を作り上げる社員や職人の皆さんの仕事を間近で見ることができたことはとても貴重な体験となりました。これから僕たち自身でどんなYILを作り上げていけるのか。夢と期待が広がる楽しい1時間でした！
現場見学会は1月にも開催予定です。今回参加できなかった方も、ぜひ今しか見られない建築現場を間近で体験しましょう！（理工学部１年　鏡理吾）